2013/06/30
南宋官窯一覧まとめました

強いナショナリズムの台頭 失地回復の思い 龍と鳳凰 ドラゴンとフェニックスのシンボルが現れます

  宋銘を更に知る 

開封をにらむ龍 貴重な金茶ユウです
大きくなります
再会の願い 向きが変わります
大きくなります
高宗はまだ皇太子 右向きの龍はまだきさきが
北へ連行されたことを知らない時期
つまり臨安府から3年以内の焼成

このユウはイナックスの研究室のHPで知りました
いまだ謎の多いもので、いつから中国で作られる
ようになったのかわからないとありました
またとても色を出す技術が高度との事です


金に中原を奪われ愛妻を囚われた高宗
ちなみにこの龍は徽宗帝が皇太子のため作らせた
皿に書かれたものと同じです

宋銘は官と入れられない時期、つまりもう兄が
戻らないと確信し、みずから皇帝宣言をするまでの
しばらくの間です

3年後北へ連行されたと知ることになります
向きが代わります 陶家は皇太子の願いを
大きな壷に彫り込みます

宋銘  愛妻家 高宗自筆
これではすぐ再婚は無理ですね 事実、長い間独身をつづけたそうです

きさきの香炉 もう香炉ばかりです
ウサギは愛妻のニックネームでしょうか 皇帝はみずから絵を描いた模様 右の黄柚は郊壇窯に変更
大きくなります


銘は臨安府のち宋銘で皇太子時期入れられ、皇帝になってから官が入れられた模様

高宗は初め皇太子、皇帝、隠居と3回 変身するところがおもしろく、時代判定になります
これは龍の爪が3爪、5爪、4爪と変化します ヒゲも増え年齢を重ねるところまでわかります

修内司窯を更に知る
国を興します 北宋の雰囲気が強く残る
臨安府 100官を招く 恐らく立てない程の小さな窯ではないでしょうか

貴重な初窯のもの 修内司窯 精品 
土はやや黒い 修内司窯 精品  
徽宗官窯に似る 修内司窯 精品 
 龍泉窯 初期官窯の椀 作為のある貫入が特徴
下 手の中に入ります 右 徽宗官窯をしのぶ
とてもユニークな形がわかります
口、高台の少し広がる感じなど

たねを明かします 小さな高宗の壷、これが
実はパパの徽宗品を探す手がかりになりました
下 徽宗 官窯 北宋の華です
徽宗帝は金糸鉄線は再現できなっかたかわりに
貫入が縦に整然と入るように工夫します

高宗は決して親の様に立派な物を作りません 
反省というより戻れるつもりだったようです
やがて民窯を一段と発展させます



郊壇下官窯を更に知る

見返りの鶴  開封の梅

きつね色の土付きまわり

土に鉄分が多かった話は本当のようです
開封を偲び南行の高宗
中国では南北が逆 左上に向かう鶴(皇太子)は
右下に下がること 南京杭州に向かう事
右を見るとは左開封を見る事

左 郊檀下官窯   中右 龍泉窯
ロクロで急いで成型 (型ずくり出来ない)
しかたなく底だけ別パーツはめ込みで切り抜けた



左 デン青ユウ 右 官窯 粉青青磁
高宗はウエットでいちずな性格 窯人はこれらで皇太子を慰めた


官窯 粉青青磁を知る

   
 


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Southern Song Dynasty Guan ware
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